日本サッカー協会の宮本恒靖会長㊧と国税庁の奥達雄長官(22日、国税庁)=共同

11月11〜17日の「税を考える週間」を前に、日本サッカー協会(JFA)が22日、国税庁の広報大使に就任した。国税庁の奥達雄長官から任命状を手渡されたJFAの宮本恒靖会長は「税金は教育やインフラなど社会の発展のために納めるもので、サッカーを通じて貢献したい。デジタル化されてスムーズに申告できることも伝えたい」と話した。

奥長官は「税は社会の理解と協力で支えられている。人と人を結びつけるサッカーの力を貸してほしい」と期待した。26日に行われる女子日本代表「なでしこジャパン」の試合会場などで啓発活動が行われる見通し。

国税庁が広報大使を任命するのは初。奥長官は「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」のキャラクター「イータ君」のぬいぐるみを、宮本会長は「KOKUZEI 5901」とマーキングした日本代表のユニホームを互いに贈った。

宮本会長は大阪府出身。選手時代はガンバ大阪やヴィッセル神戸などでプレーし、日本代表でも活躍した。JFA専務理事を経て3月から現職。〔共同〕

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