ノーベル平和賞の受賞が決まった、日本被団協（日本原水爆被害者団体協議会）の田中熙巳代表委員が都内で会見し、改めて核廃絶を訴えました。
日本被団協・田中熙巳代表委員：
今回の受賞は全く心の準備していなかったが、大変うれしく思っている。それは国際情勢がそうさせたのだと思う。
日本被団協の田中熙巳代表委員は、中学1年生の時に長崎市で被爆した当時を振り返り、「戦争でこんなひどい殺し方をしてはいけないと、その時強く感じたことが今日までの信念になっている」と語りました。
また、「核兵器は絶対に無くさないといけない、存在させてはいけない」と訴え、「原爆の被害者である2世を中心に、若い人たちに運動を継承してほしい」と話しました。
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