沖縄県内の離島路線を運航する琉球エアーコミューター(RAC)が保有する航空機の車輪に不具合が見つかった問題で、RACは25日も8便を欠航すると発表した。278人に影響が及ぶとしている。不具合の原因は特定できていないものの、メーカーとの協議で車輪の安全性を確認できたため、停止していた4機の運航を再開する。同社は「引き続き原因究明に努める」とコメントした。

 欠航するのは那覇―久米島の4便と宮古―石垣の3便、宮古―那覇の1便。

 那覇―久米島などで9便の臨時便を運航する。

 RACの保有する5機のうち4機で22日、タイヤのホイールを留めるボルトに緩みが見つかった。過去に同様の事例はなく、原因特定を急いでいる。RACは23、24日の2日間の全便を欠航し、合わせて3031人に影響が出た。

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