犯罪収益のマネーロンダリング(資金洗浄)を請け負うグループが摘発された事件で、大阪府警は28日までに、違法なオンラインカジノの賭け金を隠したとして、グループのメンバーとみられる20〜40代の男女ら計22人を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)などの疑いで新たに書類送検した。
書類送検容疑は共謀して2021年9月〜23年8月、経営実態のない会社の法人口座を開設し、会員制賭けマージャンサイトの賭け金など計約160万円を法人口座に送金するなどした疑い。
府警によると、メンバーは収納代行業「リバトングループ」を自称。犯罪組織からの依頼で、犯罪で得た現金を法人口座に隠匿し、海外経由で組織に還流していたとみられる。グループが管理する4千超の法人口座には少なくとも700億円の入金があり、府警が詳しく調べている。〔共同〕
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