国内最高齢の49歳で死んだ、札幌市円山動物園が飼育していた雌のカバ「ザン」(同園提供)

 札幌市の円山動物園は3日、飼育していた雌のカバ「ザン」が同日朝に死んだと発表した。49歳で国内最高齢だった。解剖して死因を調べている。

 1975年に同園で生まれ、人なつっこい性格で親しまれた。柴田千賀子園長は「長い間、多くの来園者に愛され、カバの魅力を伝えてくれた」とコメントした。

 今年3月ごろから食欲不振と活力低下がみられ、投薬治療を行っていた。一時は回復したこともあったが、10月30日に血便が見られるなど症状が悪化した。(共同)

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