戦後の日本を代表する日本画家・平山郁夫さんの功績を振り返る展覧会が、愛知県長久手市の名都美術館で開かれています。

 平山さんは広島県に生まれ、15歳の時に被ばくした経験から、平和の祈りを込めた日本画を描き続けました。

 会場には45点の作品が展示されていて、世界遺産でインドにあるアンベール城を描いた「故城下村民帰牧図」は、城と対比させるように麓には色鮮やかな布を身にまとい牛を引く人が描かれ、その土地の日常生活や文化を描く風俗画としての要素が含まれています。

 特別展「没後15年 平山郁夫」は11月10日までの前期と11月12日からの後期で作品を入れ替え、12月8日まで開かれます。

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