11月5日は「津波防災の日」。仙台市は各地で避難訓練を行いました。
津波防災の日は、東日本大震災を受けて2011年に定められたもので、5日の訓練は太平洋沖を震源とする地震が発生し、3分後に大津波警報が出された想定で行われました。
訓練は仙台市内54カ所で行われ、このうち、3メートルの浸水エリアに立地している宮城野区の特別養護老人ホームでは職員が入所者を2階に避難させたり、止水板を設置したりする手順を確認しました。
参加した施設職員
「ひとりひとりが気を付けて声がけを十分にしていかなければならない」
特別養護老人ホーム 中野あおばの杜 加藤直樹施設長
「ここが避難施設であることを認知してもらい、職員もスムーズに外部の人を安心して誘導できる、避難させることができる施設にしていかなければならない」
仙台市によりますと、社会福祉施設で訓練を行うのは今回が初めてだということです。
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