時速194kmで事故を起こし、男性を死亡させた罪に問われている男の裁判が始まった。危険運転致死罪の成立が争点だ。

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起訴状によりますと、当時19歳の男は2021年、大分市で制御困難な時速194kmで直進。

右折しようとしていた車の妨害目的で交差点に進入して衝突し、小柳憲さん(当時50)を死亡させた危険運転致死の罪に問われている。

男は「買ったばかりの外車で何km出るか試したかった」と話していたということだ。

5日朝、裁判所に向かう遺族は、「今後の同じような被害者遺族のためにも、勝ち取らなければならないものがあると」と話した。

地検は当初、過失運転致死罪で起訴。しかし、遺族の署名活動後、刑の重い危険運転致死罪に変更した。

5日の初公判で、罪について問われた被告の男は「よく分かりません」などと述べ、その後、弁護側は危険運転致死罪は成立しないと主張した。

判決は28日の予定だ。

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