3年前、工事中の地下駐車場で消火設備が誤作動し、作業員4人が二酸化炭素中毒で死亡した事故で、警視庁は現場代理人の男を書類送検する方針を固めました。
この事故は2021年4月、東京・新宿区下落合のマンション地下駐車場で行われた天井の張り替え工事で、消火設備から二酸化炭素が噴き出して充満し、男性作業員4人が死亡したものです。
事故は消火設備が手の熱などにより誤作動したことが原因で、噴出した後の地下の二酸化炭素の濃度は24%にのぼっていました。
警視庁は、工事前に消火設備を停止させず、作業前に必要な手順について注意喚起を怠ったとして、現場代理人である施工会社社員の男(60)を業務上過失致死傷の疑いで午後にも書類送検する方針です。
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