長野市の60代女性がSNSで知り合った男を名乗る相手から「ネットショップを開業して少しでもお金を増やさないか」などのメッセージを受け取り、2000万円余りをだまし取られる、いわゆる「SNS型ロマンス詐欺」被害にあいました。

詐欺被害にあったのは長野市の60代の女性です。

警察によりますと、2024年7月上旬、女性はSNSで知り合った男を名乗る相手から「いずれ一緒に旅行へ行かないか」「一緒に旅行に行くのにもお金が必要だから、ネットショップを開業してお金を増やさないか」「私も同じサイトを運営しているので、私がサポートする」などのメッセージを受け取りました。

さらに、ネットショップのサポート窓口を名乗る相手から、「運営資金を入金してほしい」などのメッセージを受信したということです。

女性は13回にわたって相手から指定された口座に計2007万301円を振り込みました。

その後、要求された額を払えなくなり、ショップを辞めたいと返金を求めたところ返金されず、不審に思い警察に相談し、被害に気付きました。

警察は「インターネットやSNSでの儲け話は詐欺を疑う」「現金を振り込む前に周囲に相談する」など注意を呼びかけています。

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