再開発が進む東京・明治神宮外苑でシンボルの「イチョウ並木」のイチョウの枝が折れているのが見つかり、都が原因を調査している。
都第1建設事務所によると、6日午前8時半ごろ、神宮外苑の警備担当者からイチョウの枝が折れていると、並木を管理する建設事務所に連絡があった。折れたのは2本のイチョウの枝4本で、長さは約2~3・5メートル。
イチョウ並木の横を毎日通るという近くの女性(57)は「イチョウが傷つき、ショックだ。折れた原因を調査し説明してほしい」と語った。
神宮外苑の再開発を巡っては、多くの樹木が伐採されることから市民団体の反対が根強く、事業者は伐採本数を減らすなどした見直し案を都の審議会に報告し、10月28日から樹木の伐採を始めた。イチョウ並木は保全される。【山下俊輔】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。