事業所の指定取り消し処分を受けた障害者グループホームを運営する「恵」が、全国におよそ100ある施設を、神戸市の法人に譲渡する方針であることがわかりました。
食材費の水増しや報酬の不正請求が発覚し、愛知県や名古屋市などから行政処分を受け「恵」は、今後順次、全国の施設で運営ができなくなります。
愛知県内3カ所の施設はすでに名古屋市の介護サービス事業者に譲渡されましたが、ほかの全国およそ100ある施設の譲渡先の調整が進められていました。
厚労省によりますと、神戸市に本社を置き、障害者福祉事業や介護事業を展開する「ビオネスト」に一括譲渡することで合意したと、恵から報告があったということです。
今後、2025年1月末までに譲渡が終えられるよう調整が進められ、希望する利用者は今の施設でそのままサービスを受けられる見通しです。
※画像はビオネストのHPより
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