「餃子の王将」の運営会社の社長が射殺された事件で、最高裁判所が裁判員裁判の対象から除外する決定をしたことがわかりました。

特定危険指定暴力団工藤会系の組幹部の田中幸雄被告(58)は、王将フードサービスの社長だった大東隆行さん(当時72)を射殺した罪などに問われています。

田中被告の裁判は裁判員裁判の対象でしたが、法律では、裁判員に危害が加えられる恐れがある場合は除外となり、ことし9月、京都地裁は「対象から除外する」としていました。

弁護側は抗告していましたが、最高裁は今月6日、これを棄却し、裁判は裁判官のみで審理されることが確定しました。

初公判の日程は明らかになっていません。

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