「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家の男性を殺害した罪に問われている元妻が、被告人質問で、男性の死後、会社の代表になったのは弁護士からの提案だったと話しました。和歌山地裁前から中継です。
【記者リポート】「須藤被告は11日も黒のパンツスーツ姿で出廷し、はっきりとした口調で受け答えをしている印象でした」
須藤早貴被告（28）は6年前、和歌山県田辺市で、元夫で資産家の野崎幸助さん（当時77歳）に覚醒剤を摂取させて殺害した罪に問われ、初公判で無罪を主張しました。
11日は2回目の被告人質問で、引き続き弁護側からの質問から始まりました。
野崎さんの死後、須藤被告が会社の代表になったことを問われると、「弁護士から
『あなたが代表になるしかない』と言われた」と話し、自分から頼んだことなはいと主張しました。
【記者リポート】「この後は検察側からの質問では、須藤被告がスマートフォンで「老人 完全犯罪」など検索していたことについて質問が出るのか注目されます」
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