きっかけは有名ニュースサイトの暗号資産の記事。愛媛県宇和島市の高齢男性がウソの暗号資産の投資に誘われ、約335万円分の暗号資産をだまし取られました。警察は被害届を11日に受け特殊詐欺事件として捜査しています。
被害にあったのは、宇和島市内に住む自営業の男性(70代)です。
警察によりますと男性は自宅で10月、有名なニュースサイトで暗号資産の記事を見て、添付されていた会社のアプリに個人情報を登録。社員を名乗り片言の日本語を話す女から電話がかかり、ウソの暗号資産の投資に誘われて暗号資産取引所のアプリを登録しました。
そして別の社員を名乗る女からもイベントへに誘われ、参加を了承したところ「合計2万ドルが当選した」と連絡があったものの、国税の税関を名乗る相手から「取り引きで監査があり資金は保留になった」とのメッセージが届きました。
このあと「暗号資産の取引所から日本に送金するためには41万円の手数料が必要」などの要求が相次ぎ、男性は当選金を受け取るため18日から31日までの間、6回に渡り総額約335万円相当の暗号資産を指定されたアドレスに送信し、だまし取られました。
男性は資金が底をつき要求がしつこかったことから警察に相談。だまされたことに気づきました。
警察は特殊詐欺事件として捜査していて、ネット上のやり取りだけの関係で大金を稼ぐことができるような話は、詐欺の可能性が高いとして注意を呼びかけています。
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