気象庁によりますと、12日午前3時、フィリピンの東で台風25号(ウサギ)が発生しました。台風25号は1時間に約35キロの速さで西へ進んでいて、中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心の北側220キロ以内と南側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いているということです。

日本気象協会によりますと、台風25号は、発達しながらフィリピンの東を西よりに進み、16日(土)には沖縄の南に達するおそれがあり、沖縄県の先島諸島の海上では影響が出る可能性があるということです。

現在、台風22号・台風23号・台風24号、台風25号の4つの台風が同時に発生している状況です。日本気象協会によりますと、11月としては、これまでなかったことで、台風が4つ同時に発生したのは、2017年7月23日以来、7年ぶりのことだということです。

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