大阪・枚方市で10月、パンクした車が暴走し、住宅のフェンスに激突する事故が発生した。撮影者は運転手にレッカー車を呼ぶよう説得したが、運転手はそのまま運転を続けていた。撮影者は「無理にでも止めとけばよかった」と後悔している。

「みんなよけて!」パンクした車が突然“暴走”

大阪・枚方市で10月28日午後8時頃に目撃されたのは、住宅のフェンスに突っ込んだ車。運転手は、ハンドルに力なくもたれかかっていた。

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居合わせた人たちが心配そうに近寄る。

「待って!煙上がってきてる!煙上がってきてる!」

車から煙が上がるのが確認できたようで、急いで運転手を救出した。

動画を撮影した人は「思い出すとゾッとするような。無理やりでも止めとけばよかった」と当時を振り返る。

実は事故の約5分前、撮影者は自宅から駅に向かう途中、前輪がパンクした車を発見し、レッカー車を呼ぶよう説得していたのだ。

前輪がパンクした車

撮影者は「ガタガタガタってものすごい音で近付いてきていたので、あれ絶対パンクしている車じゃんって」と当時の様子を話す。

撮影者は、家族かレッカー車を呼ぶよう運転手を説得したが、運転手は「呼ばれへん」と答えた。そして「このまま家に帰る」と言うと、車が暴走を始めたのだ。

暴走する車(@imaima maimai)

「えっ、えっ!?何やってんの!おい!えっ、えっ、やばいやばい!絶対ぶつかる! おい!おい!危ないですよ!みんなよけてー!!うわ!警察呼びな!早く警察呼びな! 早く警察呼びなってあれは。やばい、みなさん気をつけて、よけてー!!」

撮影者は、周囲に「気をつけて」「よけて」と必死で呼びかけた。

暴走直前の運転手は「意識がもうろうとしている感じ」

「えっ!?誰か轢かれた?あっ倒しちゃったんか。え、やばいけど!」

なぎ倒された街灯

車は街灯をなぎ倒し、突き当たりの住宅に突っ込んで止まっていた。

暴走する直前の運転手について、撮影者は「ちょっと意識がもうろうとしている感じの見た目で。脂汗をかいてるような」と話す。

その後、周りにいた人たちが警察に通報したという。撮影者によると、救助した運転手は病院に搬送され、他に巻き込まれた人はいなかったという。
(「イット!」11月11日放送より)

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