静岡県焼津市で知人の男性を海に投げ入れて死亡させた罪に問われている男2人の裁判で検察は禁錮2年6カ月を求刑しました。

起訴状などによりますと、焼津市に住む21歳の解体作業員の男と藤枝市に住む21歳の解体作業員の男は2024年5月、焼津市の岸壁で一緒に遊んでいた当時20歳の女性を海に投げ入れて死亡させた罪に問われています。

12日の裁判で検察側は「深夜の海に人を投げ入れる危険性は容易に想像でき、過失の程度は極めて重大」などと2人に禁錮2年6カ月を求刑しました。

一方、弁護側は「当時ロープを投げ入れるなど救助を試みていることや反省し遺族に賠償金を支払う意思を示している」などと主張し、執行猶予付きの判決を求めました。

判決は12月19日に言い渡されます。

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