【東】大雨被害を受けた人を元気づけようと、東村平良の「かねやん食堂」は12日、通常の営業を取りやめ、唐揚げやローストポークなど5種類の弁当約250食を100円で販売した。名護市の農場「INAHO FARM」の協賛も受け、アイスクリームも付けた。

 午前11時半の開店と同時に地元の人たちなどが詰めかけ、ワンコインの弁当を買い求めた。村内に住む池原一憲さん(19)は9日の大雨で国道331号が通れなくなり、車中泊を余儀なくされた。「めちゃくちゃありがたい。食堂の料理は大好きなので楽しみ」と笑顔を見せた。

 同店オーナーシェフの金子竜太さん(39)は「災害で空気がよどんでいる気がする地域に、元気になってほしかった」と語った。(北部報道部・前田高敬)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。