気象庁によると強い台風25号は13日午後6現在、時速25キロで西北西へ進んでいる。今後は発達しながら北上し、16日ごろから沖縄地方に接近する見込み。16~17日ごろにかけて先島諸島では大しけ、沖縄本島地方では警報級の大雨となる恐れがある。
中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。
日本の南には13日午後6時現在、台風が同時に3個ある。沖縄気象台によると、特に台風24号と25号の両方から暖かく湿った空気が沖縄周辺に流れ込みやすく、雨が長引く可能性がある。本島北部では9、10日ごろに降った猛烈な雨の影響で地盤が緩んでいる所があり、引き続き土砂災害に注意を呼びかけている。
沖縄本島地方と先島諸島では向こう1週間、曇りや雨が続く見通し。
(社会部・末吉未空)
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