「北海道猟友会」が、自治体からのヒグマ駆除要請を今後拒否することを検討していることがわかりました。

検討の背景には2018年、北海道・砂川市の要請を受けてヒグマの駆除にあたったハンターの男性が、猟銃所持の許可を取り消された問題があります。

北海道公安委員会は、発砲した弾が建物に当たる危険性があったと指摘。

男性は「処分は不当」として処分の取り消しを求めましたが、10月、札幌高裁がハンター側の訴えを棄却しました。

猟友会の幹部は、「街中や住宅が近くにある場合など、駆除が難しい場所の判断をハンターに迫られ、責任を負うのは問題だ」と話しています。

猟友会は11月末にも幹部会合を開き、理事会を経て、道内71の支部に通知する予定です。

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