土地の所有者になりすますいわゆる「地面師」の男が、逃亡先のフィリピンから帰国したところを警視庁に逮捕されました。

倉石三夫容疑者(71)は、2013年、ほかの地面師事件で実刑判決を受けた倉石健一受刑者(74)とともに、横浜市都筑区の土地をめぐって、地主の男性になりすまして売却をもちかけ、不動産会社から1億2300万円をだまし取った疑いが持たれています。

警視庁によりますと、健一受刑者が地主のなりすまし役で、三夫容疑者は土地の情報をブローカーに流すなどした取引仲介役だったということです。

三夫容疑者は、2019年にフィリピンに出国し逃亡していましたが、15日に帰国したところを逮捕されました。

警視庁は、複数の地面師事件に関っているとみて捜査しています。

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