変電所での火災を想定し、東北電力の送配電会社と消防が合同で訓練を行いました。

訓練は加美町にある変電所で、大地震のあと火災が発生したという想定で行われました。

変電所の大型変圧器の中には、漏電を防ぐために「絶縁油」と呼ばれる油が使われているため、油に引火した場合は水ではなく泡消火剤で消火します。

参加者たちは消火活動の一連の手順を確認しました。

東北電力ネットワーク古川電力センター 安倍拡伸所長
「(訓練の)課題を加美消防署ともう一度出し合って、全てクリアしていくことで今回の訓練がより実りのあるものとなると思います」

訓練は、おととし3月の福島県沖地震で、仙台市内の変電所で油に引火する火災が発生したことを受け、今回、初めて行われました。

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