■「暴行の事実を口止めしていた」

 北海道江別市の公園で10月、男子大学生(20)が集団暴行を受けて死亡し、交際相手の八木原亜麻容疑者(20)ら16~20歳の男女6人が逮捕された事件。

 捜査関係者によれば、事件当時、一部の容疑者が現場で、集団暴行を受けている男子大学生に対し、暴行の事実を口外するなと口止めしたという。

 犯行の発覚を恐れ、脅した可能性がある。

■交際相手の異様な振る舞い

 さらに驚くべきは、男子大学生の交際相手だった八木原容疑者の行動だ。

 供述によると八木原容疑者は「直接手を出さなかったが、他の容疑者の暴行を笑ったり、あおったりした」という。

 暴行を止めるどころか、むしろ助長させるかのような振る舞いだったといえよう。

■17歳と18歳の少年を再逮捕

 警察は11月19日、17歳のアルバイト従業員の少年と18歳の男子高校生を、キャッシュカードを奪った強盗など4つの容疑で再逮捕した。

 交際トラブルから始まったとされる今回の事件だが、次々と明らかになる暴行や強盗など残酷行為の実態。警察はさらに調べを進めている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。