勤務していた中学校の校内で女子生徒に性的暴行を加え、けがをさせたとして準強姦致傷の罪などに問われた東京都練馬区立中学校の元校長、北村比左嘉被告(57)は20日、東京地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で起訴内容を一部否認した。

起訴内容によると、勤務先の中学校の女子生徒に対し、学校生活に不利益を受けかねないという不安を抱かせて性行為をした上、全治1週間のけがを負わせたとされる。

被告は以前に勤務していた中学の女子生徒のわいせつ画像が記録されたデジタルカメラを所持したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(単純所持)の罪でも起訴され、昨年12月の初公判で起訴内容を認めていた。

東京都教育委員会は昨年11月、被告を懲戒免職処分とした。〔共同〕

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