天皇皇后両陛下は20日午前、優れた芸術家に贈られる「第35回高松宮殿下記念世界文化賞」の受賞者と懇談されました。
午前10時ごろ、19日に授賞式を終えた建築家の坂茂さん、アメリカのヒラリー・クリントン元国務長官などが車で皇居に到着しました。
優れた芸術家に贈られる「世界文化賞」は、昭和天皇の弟・高松宮さまの文化芸術への思いを受け継ぎ創設された賞で、これまで上皇ご夫妻が交流を重ねてこられました。
35回目の節目にあたり、陛下は即位後初めて受賞者らを宮殿に招き、皇后さまと共に建築部門の坂茂さんら5人の受賞者とクリントン元国務長官、2024年6月のイギリス訪問以来の再会となるオックスフォード大学のパッテン総長など、国際顧問ひとりひとりとあいさつを交わされました。
両陛下はまず、絵画部門のソフィ・カルさんに歩み寄り、フランス語を交えて親しく歓談されました。
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