漁業組合で保管していたコンブを仲介業者に勝手に売却し、現金約15万円を横領したとして11月20日、北海道羅臼町の漁協職員の男が逮捕されました。

 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、北海道釧路市に住む羅臼町の漁協職員の男(41)です。

 男は2023年9月ごろ、仕事で保管していたコンブ3箱(45キロ相当)を仲介業者に勝手に売却し現金15万6600円を横領した疑いがもたれています。

 警察によりますと、男は当時、羅臼町の漁協の事業部販購買課長としてコンブを漁師から預かり業者に販売する仕事をしていたということです。

 12月に漁協の関係者から「倉庫にあるコンブがデータと合わない」と警察に相談があり、警察が調べを進め男を逮捕しました。

 調べに対し男は「何本売ったのか正確には覚えていないが、売ったことは間違いない」と容疑を認めているということです。

 警察は余罪や横領した現金の使い道などを詳しく調べています。

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