様々な分野で長年功績があった人や団体に贈られる「春の褒章」の受章者が発表されました。
黄綬褒章を受章する岐阜市の吉田稔さん(84)は、明治時代から続く吉田旗店の5代目です。
吉田旗店では、相撲ののぼり旗や豊漁を願う大漁旗などを全て手染めで製作しています。
吉田さんはフリーハンドで直に下絵を描くことができる全国でも数少ない職人で、1つののぼり旗を約20分ほどで描き上げます。
吉田さんは「私たちの職業は、イベントがあってこそ初めて食べられる職業。コロナで3年間イベントがなくなって、その間に全国的に約3〜4割の廃業が出ている。そういう方々がもう一度復帰してやっていただける。頑張ろうねと言ってくれたらありがたいな」と話していました。
東海3県で受章するのは、計64人と2つの団体です。
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