国の基準を満たさない方法で牛のレバーを加工し販売していた疑いで、大分県の食肉会社の社長らが逮捕された事件で、この会社に肉の加工を委託していた岩手県一関市の会社が商品の自主回収を始めました。
この事件は大分県中津市の食肉加工業「Ｍｅフードサービス」の社長らが、加熱食肉製品の「牛レバーハム」を国の基準を満たさない方法で加工し販売した疑いで逮捕されたものです。
岩手県が確認したところ、県内では一関市の食肉加工会社「いわて門崎丑牧場」が、Ｍｅフードサービスに一部商品の加工を委託していたことがわかり、２０日にこの商品の販売停止と自主回収を指示しました。
対象となっているのは「牛レバーハム」「生ハムユッケ風」の２つの商品で、いわて門崎丑牧場では、ホームページ上で「お客様へご迷惑をおかけし深くお詫び申し上げます」とコメントしています。
県ではほかにもＭｅフードサービスに加工を委託していた業者がないか確認を急いでいます。
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