岐阜県高山市で今年8月、アパートが全焼し、5人が死傷した火事で、岐阜地検は11月21日、現住建造物等放火の罪で住人の23歳の男を起訴しました。
今年8月、高山市大新町の木造2階建てのアパートが全焼した火事では、住人2人が死亡、3人がケガをしました。
岐阜地検は、逮捕された住人の森江琉聖被告(23)について、3カ月にわたり責任能力などを調べる鑑定留置をしていましたが11月21日、現住建造物等放火の罪で起訴しました。
起訴状によりますと、森江被告は自分の部屋でゴミ袋にライターで火を付けて床に燃え移らせたとされ、検察は認否を明らかにしていません。
高橋基次席検事は殺人罪に問わないことについて、燃料などが使われておらず、殺意が認定できなかったと説明しています。
これまでの取材で、森江被告はほかの住民とトラブルがあった一方、親族には「死にたい」と伝えていたとみられています。
※画像は視聴者撮影
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