2019年の東京・池袋の乗用車暴走事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われ、禁錮5年の実刑判決を受けた旧通産省工業技術院元院長の飯塚幸三受刑者(93)が死亡していたことが25日、関係者への取材で分かった。老衰とみられる。
事故は19年4月19日午後0時23分、豊島区東池袋4丁目で起きた。飯塚受刑者の車が暴走し、松永真菜さん(当時31)、長女の莉子ちゃん(同3)が死亡、9人が重軽傷を負った。
飯塚受刑者はアクセルとブレーキを踏み間違えたとして過失致死傷罪に問われ、21年9月に禁錮5年の実刑判決が確定した。〔共同〕
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