小学生の息子の手足を縛り柵の中に閉じ込めるなど「逮捕監禁」の罪に問われた両親に懲役2年6カ月の実刑判決が言い渡されました。
「逮捕監禁」の罪で懲役2年6カ月が言い渡されたのは、長野県小県郡に住む34歳の父親と28歳の母親です。
2人は2024年6月から8月、就寝中の当時9歳の息子の手足を粘着テープで縛って口をふさいだうえ、9月には柵の中に閉じ込めたとされ、「歯ぎしりがうるさかった」などと動機を語っています。
地裁上田支部の川邊朝隆裁判官は、「実母、養父として守るべき立場にありながら、寝相などが安眠の妨げになるとの動機や経緯に酌量の余地はない」「2カ月以上の間に何度も行った結果は重大」などとして、それぞれに懲役2年6カ月を言い渡しました。
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