25日、茨城・東海村にある研究用の原子炉が緊急停止しました。

これまでに、外部への放射線漏れなどは確認されていないということです。

午後3時過ぎ、東海村にある医薬品に使用される物質の製造などに使われている原子炉「JRR-3」が緊急停止しました。

日本原子力研究開発機構によりますと、7月から行われていた定期点検を終えて午前11時に起動し、予定していた出力に達した10分後に突然、自動停止信号を受信したということです。

これまでに外部への放射線漏れなどは確認されていないとしています。

この原子炉では、2022年にも冷却水の量が低下し緊急停止していて、機構は詳しい原因を調べています。

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