長野県警の「信州安全安心サポーター」を務める歌手の美川憲一さんが26日県庁を訪れました。増加している特殊詐欺や闇バイトによる犯罪について、注意を呼びかけました。

自身の代表ソング「さそり座の女」が流れる中、登場したのは諏訪市出身で歌手の美川憲一さんです。

4年前から県警の「信州安全安心サポーター」を務める美川さん。特殊詐欺などの被害防止を呼びかけるため県庁を訪れました。

長野市の防犯ボランティアが作った「さそり座の女」の替え歌「だまされないで」を一緒に歌うー。

♪「お金振り込む前に相談を~」

美川憲一さん:
「あなた気をつけなさいよ!」

その後、県庁で注意を呼びかけるチラシなどを配布ー。

美川さんも啓発活動を続けていますが、県内の被害は今年、増えています。10月末までの電話でお金詐欺と、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害額は合わせておよそ20億円。前の年の同じ時期に比べ2倍です。

また、全国的に「闇バイト」が関わったとみられる詐欺事件や強盗事件も増えています。

県警本部長とのあいさつでもー

美川憲一さん:
「闇バイトも今すごいですもんね」

最後に美川さんは県民に次のように呼びかけました。

美川憲一さん:
「電話、SNSでお金と言われたら詐欺を疑いなさい。絶対にもうかる投資話なんてないのよ。簡単に稼げるバイトなんてないわ。絶対にだまされないでね。自分自身でしっかり守っていかないと」

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