山口県下松市の40代の男性が、インターネットで知り合った人物から投資話をもちかけられ、暗号資産約2100万円相当をだまし取られました。

下松警察署によりますと、去年10月初旬、下松市に住む会社役員の男性(40代)は、インターネットを通じて知り合った女性を名乗る人物とSNSでやりとりをしていたところ、「私の父は東京の金融機関で役員を務めていて、金融界の相場の動向を検討している」「私は父の指導により、暗号資産取引で7200ドルの利益を得た」などと暗号資産投資を勧められました。

男性は指示通り暗号資産取引を行ったところ、女性を名乗る人物と、取引担当者を名乗る人物から「利益総額に対する税金を払う必要がある」「不足していた手数料を払う必要がある」などと言われ、去年10月24日から今年1月16日までの間、計15回に渡り、暗号資産あわせて2171万7000円相当を指定されたコインアドレスに送金し、だまし取られました。

警察では「投資を装ってSNSでお金を要求するのは詐欺の手口」として、お金を払う前に、家族や知人、警察に相談するように注意を呼び掛けています。

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