天皇陛下と皇族の方々に贈られる「献上リンゴ」の箱詰め作業が、11月27日に岩手県盛岡市で行われました。
27日、箱詰めされたのは真っ赤に色づいた「ふじ」と滝沢生まれの「はるか」の2つの品種です。
県産リンゴの皇室への献上は、亡くなられた秩父宮さまが盛岡の騎兵第23連隊に勤務されたことを縁に1940年から行われています。
27日は優れたリンゴの生産者でつくる「蛍雪会」の会員が2つの品種合わせて約380個を用意しました。
傷が付かないよう手袋をつけて一つ一つ丁寧に箱に詰めていきました。
会員によりますと、2024年は霜による被害もなく糖度が高く、とても質の良いリンゴになったということです。
蛍雪会 山口久昭会長
「岩手の四季を感じながら、赤と黄色、紅葉ですよね。そういう風景を思い出して食べていただければ」
献上リンゴは11月28日、県を通じて宮内庁に届けられます。
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