生活上の便宜を図る見返りに現金をやり取りしていたとして、11月6日に逮捕された盛岡少年刑務所の刑務官と受刑者が、11月27日に収賄などの罪で起訴されました。刑務官は2度目の起訴です。

収賄と組織犯罪処罰法違反の罪で起訴されたのは、盛岡少年刑務所の坂本孝誠刑務官(27)、贈賄の罪で起訴されたのは盛岡少年刑務所に服役している中村綾受刑者(24)です。

起訴状によりますと、坂本刑務官は中村受刑者に生活上の便宜を図った見返りに2023年11月ごろから2024年1月ごろまでの間、現金の受け取りを怪しまれないよう第三者を介して中村受刑者から現金十数万円を受け取った罪に問われています。

坂本刑務官は中村受刑者が刑務所内で金品を所持したり使用したりする行為に便宜を図っていたとされています。

盛岡地検は2人の認否を明らかにしていません。

坂本刑務官は別の受刑者にも便宜を図り、第三者を介して現金を受け取ったとして、今回と同じ罪で10月に起訴されています。

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