東京・原宿では、中国人とみられる集団による爆買い騒動が勃発した。
「全部で20個あります」中国のSNSでは転売も
店舗の入り口に殺到する人。大きな声を上げる人も。
店に入ろうと、もみ合っているように見てとれる。
「押すな、靴が脱げた、バカ!大変だ!大変だ!」
「まだ残っているか?あるか?」
「もうないー!」
この動画は11月25日の月曜日、原宿の竹下通りにあるグッズショップで撮影された。
床に落ちた何かを拾おうと、もみくちゃに。
マットの裏まで確認する人の姿もあった。
女性店員も動揺しているように見える。
また別の角度から撮影された動画からは、客同士が倒れながらも、我先にと押し合う様子や靴が脱げてしまう人など、不穏な状況だったことが分かる。
中国語の怒号が飛び交う事態は、なぜ起きてしまったのか?
若者が集まる竹下通り。
騒動が起きた店へと向かうと、買い物を終えた中国人留学生の姿があった。
見せてくれたのは、好きなキャラクターなどいわゆる“推し”の写真などを入れるアクリルフレーム。
中国人留学生:
(抽選に当たって)10個買いました。他の色が出たら友達に分けて。
中国人留学生:
こういうアクセサリーを着けて、グッズのきれいさを撮りたいなと思って、これが流行ってる。
結構中国だったら儲けたそうで、1.2~1.5倍くらいで売れる。
11月22日から抽選で販売された推しの写真を入れる「アクリルフレーム」を買い求めて、多くの人が殺到したとみられている。
騒動のあった25日は、抽選販売分のキャンセルが出たことから、販売の整理券を奪い合う異様な爆買いに発展したとみられている。
このアクリルフレームは、特に中国で人気が高く、中国のSNSには…
(中国のSNS)
全部で20個あります。池袋、原宿あたりで手渡し、もしくは日本国内の住所に郵送します。
中国人留学生:
何度も抽選が当たらなかったから(転売は)すっげー嫌なんですよ。
自分はただ普通に買ってる人なのに、(同じ中国人だから)転売屋さんって認識されるのはちょっと気持ち悪い。多分人気ある色は3倍ぐらいになる。
店はXで、今後、キャンセンル分の販売を行わないと発表している。
(「イット!」11月28日放送より)
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