国土交通省は29日、新千歳空港で28日に格安航空会社(LCC)「スプリング・ジャパン」の運航する貨物機が管制官から許可を得て着陸しようとした際、工事車両が誤って滑走路に進入したと発表した。機体に損傷はなく、けが人もいなかった。国交省は重大インシデントに認定。運輸安全委員会は航空事故調査官2人を指名した。
国交省によると、貨物機は27日夜、成田空港を出発。28日午前0時ごろ、管制官から着陸許可を得て進入中、誘導路の工事に向かっていた車両が滑走路に立ち入った。貨物機は車両が横断したことを確認したため、着陸を継続した。車両は進入許可を得ていなかった。〔共同〕
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