石川県輪島市門前町でひょうが降り、波浪警報が出て海に大きな白波がたった28日、同町の黒島漁港付近では、能登の冬の風物詩として知られる波の花が舞った。
波の花は、強風の日に岩に打ち寄せる波が白い泡となったもの。海岸に舞い、幻想的な風景をつくる。黒島漁港南側の海底から隆起した海岸で見られた。磯の岩の下部の白いところが元日の能登半島地震で海底隆起した部分で、もともと地上に出ていた部分は黒っぽい。この白黒の岩を背景に、波の花が舞う景色はこれまでにないものだった。【戸田栄】
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