勤務中に亡くなった警察官や人命救助のために命を落とした民間人を追悼する「全国殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭」が30日、東京都千代田区のホテルで営まれ、石破茂首相や警察関係者が参列して冥福を祈った。7月に山形県などを襲った大雨で住民救助に向かう途中に亡くなった山形県警の警察官2人ら計11人が新たに合祀(ごうし)された。
山形県の大雨では、新庄市で佐藤颯哉(そうや)巡査部長(当時29歳)=警部に2階級特進=と玉谷凌太巡査長(同26歳)=警部補に2階級特進=が殉職した。
慰霊祭には、遺族ら約130人が参列した。遺族を代表し、玉谷さんの父荘一さんが追悼の言葉を述べた。【山崎征克】
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