国内最大のツルの越冬地・出水平野で今シーズン初めての羽数調査が行われ約1万3000羽のツルが計測され28シーズン連続の万羽ヅルとなりました。

羽数調査には、地元の中学校のツルクラブや、県ツル保護会のメンバー約100人が参加しました。

10月18日に今シーズンの第一陣となるツルが確認されてから初めて行われた調査では、マナヅルが948羽、ナベヅルが1万2036羽など、合計1万2992羽のツルが計測され、28シーズン連続の万羽ヅルとなりました。

高尾野中学校 ツルクラブ 神園 樹里 部長
「1万羽を超えることができてとてもうれしい。しっかりと誤差をなくして正しい計測が世界に発信できるようにしていきたい。」

県ツル保護会堀昌伸事務局長
「野生のツルですので、鳥インフルエンザが発生する事は考えながら、消毒の徹底ということで、観光と産業の両立を図っておりますので、また観光客の皆さんに安心して来てもらえれば」

出水市では11月、養鶏場から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されていて、現在も周辺では車両の消毒などが続けられています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。