若者たちの力で廃業から復活した北海道旭川市の銭湯「菊の湯」。
11月26日に、新たな挑戦として銭湯では、一風変わったイベントを開きました。
人気レゲエグループ湘南乃風の若旦那さんが歌っている場所は…銭湯のロビー。
お風呂上りの客などで、ライブ会場さながらの熱気に包まれました。
「最高じゃないですか!」
「こんな場所で聴けるなんて素晴らしい」(ともに利用客)
このイベントを開いたのは旭川市の銭湯『菊の湯』。
「いい風呂の日」に合わせ若い力で地域を盛り上げたいと、初めてイベントを企画しました。
経営者の友人として、若旦那さんが弾き語りをした他にも、地元の飲食店やアパレルブランドとコラボした商品などを販売しました。
銭湯「菊の湯」は、コロナ禍や燃料高騰で、2023年3月に一度廃業しましたが、若者たちが事業を引継ぎ2024年9月に再開しました。
約3カ月がたち、1日の利用客は200人ほど。廃業前に比べると、3倍近く増えています。
「昔の常連さんとかも多くて、新しい人も入ってより楽しくなったなと思います」(常連客)
「旭川全体を盛り上げたくて始めた菊の湯なんですけど、すごく良い結果になったと思っています」(菊の湯 川口遥斗店長)
復活した旭川の銭湯。地域の憩いの場でありつつ、新たなカルチャーの発信地にもなりそうです。
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