岐阜・各務原市の無人販売店で、一心不乱に料金箱を破壊する2人組。
売上金泥棒が店の売上金を奪う犯行の一部始終をカメラが捉えていました。
11月28日、全身黒ずくめで現れた2人組。
店の中に入るやいなや料金箱へ近づき、お金の投入口にバールのようなものをねじ込むと料金箱を力いっぱいグリグリ。
しかしお金を抜き取ることができず、もう1人が中を確認すると、今度は料金箱の側面をフルスイングしたのです。
料金箱を破壊すると、中に入っていた金を抜き取り立ち去っていきました。
被害に遭った店のオーナー:
(犯行時間は)1分ないくらい。慣れているのかなって感じがしましたね。(被害額は)5000円くらいです。
実はこの店、2カ月前にも同様の被害を受けていました。
こうしたことから、店は料金箱をより頑丈なものにするなど対策を施していたといいますが「2回も続くとやっぱりいいかげんにしてくれと思いますね」と店のオーナーは話します。
さらに、被害に遭った翌日には約9km離れた別の無人販売店でも同様の事件が発生。
その時の映像を見たオーナーは、現れた人物を見て驚いたといいます。
被害に遭った店のオーナー:
また同じような犯行があったんだって見てたんですけど、よくよく見たら「あっ!この人たち!」ってなって、うちの(店に来ていた)犯人と一緒じゃないかなって。犯行と見た目が酷似していた。
何と、別の店舗に現れた全身黒ずくめでフードを目深にかぶり、ピンク色の手袋をしてバールのようなものを持った2人組が、店に来た人物と特徴が酷似していたのです。
さらに当時、店に駆け付けた警察官からも「付近(の無人販売店)でも同じ格好の犯人が入っていた」と言われたといいます。
付近で相次ぐ無人販売店を狙った泥棒に、店のオーナーは「人がいたら危害を加えるようないきおいだったので、人の迷惑も考えず、楽にお金が欲しいだけ」と話しました。
店は被害届を提出。
警察は窃盗事件として捜査しています。
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