仕事を辞めるため、無断欠勤して東京ディズニーランドに遊びに行った神戸市内の警察署勤務の20代男性巡査が本部長訓戒の処分を受けていたことが、兵庫県警への情報公開請求で明らかになった。処分は10月31日付で、巡査は同日依願退職した。
捜査関係者によると、巡査は9月28日、無断で交際相手の家に宿泊し、勤務予定だった10月1日に無断で欠勤した。巡査の父親が行方不明届を出し、同僚が巡査を捜索。交際相手と千葉県浦安市のディズニーランドに行っていることが分かり、翌2日朝に近くのホテルから出てきたところを発見された。
巡査はブランド品の購入や遊興のため約400万円の借金があり、6月に発覚していた。その際も退職を申し出たが、返済のため慰留されていた。「プライベートに踏み込まれ、お金のことについて指導されるのが嫌だった。欠勤すれば辞められると思った」と理由を語ったという。【柴山雄太】
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