国連教育科学文化機関(ユネスコ)政府間委員会が5日、泡盛や日本酒などの「伝統的酒造り」を無形文化遺産に登録したことを受け、沖縄県の玉城デニー知事は同日午前、「登録を契機として認知度が国際的に広がることで、泡盛業界の方々に大きな期待が持てる」と今後の業界発展を期待した。登庁時に記者の質問に答えた。
玉城知事は観光振興の観点からも意義があるとし「魅力や沖縄の歴史、風土などと合わせた文化的な価値も広げていけるよう取り組んでいきたい」と述べた。
沖縄関係の無形文化遺産登録は「組踊」(2010年)、宮古島のパーントゥなど伝統行事で構成する「来訪神 仮面・仮装の神々」(18年)以来の3件目となる。
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