北海道教育委員会は12月5日、大型商業施設のテナント2店で、ショルダーバッグとはさみ2点(1万4000円相当)を盗んで書類送検された元校長の男性教師(61)を懲戒免職処分としました。
処分を受けたのは北海道帯広市の若葉小学校に務める男性教師(61)です。
男性教師は6月20日午後3時ごろ、帯広市内の大型商業施設のテナント2店でショルダーバッグとはさみ(1万4000円相当)を盗んだとして、窃盗の疑いで11月14日に書類送検されました。
男性教師は容疑を認めています。
盗んだバッグ“自宅のもの”と色違い…防犯カメラで浮上し11月に書類送検
当時、男性教師は大型商業施設のテナントでショルダーバッグを盗んだ後、別のテナントではさみを盗みました。「(ショルダーバッグの)タグを切るためだった」ということです。
男性教師は道教委に「お金を払うのがもったいなかった」と話しています。道教委によりますと、盗んだバッグは、男性教師の自宅にあったバッグと色違いでした。
店から被害の連絡を受けた警察が防犯カメラの映像を調べ、男性教師の関与が浮上。11月14日に書類送検されたことから、道教委は12月5日付で懲戒免職処分にしました。
男性教師は十勝地方の元校長で、再任用教師として現在の職場で働いていました。
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