(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時20分
◆暴風雪警報 (きょう6日午後5時現在)
留萌全域、石狩市、奥尻町に暴風雪警報が出ています。
雪に加えて、台風並みの暴風が吹きあれそうです。
今夜からあす朝にかけて猛ふぶきや吹き溜まりによる交通障害に警戒してください。
不要不急の外出は控えたほうが良いでしょう。
◆きょう6日(金)の気温
朝は冷え込み、札幌の最低気温は-3℃で、今シーズン一番でした。
日中も、道北やオホーツク海側は寒さが厳しく、
最高気温でもマイナスのままでした。
全道的に平年を下回り、年末年始を先取りする寒さです。
◆6日(金)夜~あす7日(土)朝にかけての予想降雪量
上川、空知、留萌、宗谷南部は30センチ以上です。
特に、上川北部は、最大40センチです。
音威子府村は、大雪が続き、きょう6日(金)午後5時の積雪が
すでに70センチを超えていますので、雪の事故にご注意下さい。
西風も強く、沿岸部は、猛ふぶきで、ホワイトアウトのおそれがあります。
札幌市内は中央区で5~10センチ、市内最大で10センチです。
◆週末の天気
・7日(土)
局地的な大雪や吹雪が続くでしょう。
降雪量は、上川、空知、留萌地方の多い所で50センチです。
今週は、同じ地域で、積雪が増え続けていますので、
除雪が追い付いていない所もありそうです。
交通障害に注意をして下さい。
西風のため、札幌市内は、雪は降りにくく、日中の降雪量は、3~5センチ程度です。
・8日(日)
風向きが変わり、雪の地域が変わりそうです。
札幌市内で、雪雲がかかりやすく、日中の降雪量は5~10センチです。
道内の多い所では、最大20センチです。
太平洋側は、一日を通してよく晴れますが、朝は放射冷却で冷え込みが厳しく、
陸別町は-18℃まで下がりそうです。
◆札幌の10日間予報 7日(土)~16日(火)
週明けは寒さが緩みそうです。
最高気温はプラス3℃で、路面や屋根に積もった雪は緩みそうです。
足元も悪くなるほか、落雪などにもご注意下さい。
来週半ば以降は、次の寒気が流れ込み、冬本番です。
西風が続くため、札幌市内は極端に積雪が増えることはありませんが、
寒さは厳しく、最低気温は-5℃前後まで下がる日が多くなるでしょう。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。