三重県の道路で、対向車線の逆走、追い越し禁止違反、スピード違反や信号無視など、いくつもの交通違反を行って走行する車がドライブレコーダーにとらえられた。
専門家は、車は少なくとも4つの交通違反をしており、まるでルールを知らないかのようで非常に危険な状況だと指摘している。
交通違反を繰り返す軽自動車
三重・四日市市の道路で11月に撮影されたのは、対向車線を逆走し、さらに右折車線をそのまま直進するなど、いくつもの違反を重ねる軽自動車の姿だ。
この記事の画像(11枚)その後さらに、車はスピード違反や信号無視まで行い、まるで“法律など関係ない”と言わんばかりに身勝手な運転を繰り返していた。
交通ルールを知らない?暴走車
いったいどのくらいの違反を重ねていたのか、交通事故鑑定ラプターの中島博史所長に話を聞いてみると、「4つの違反です」と話した。
中島所長は、「イエローの実線をはみ出しての追い越しで『追い越し禁止違反』、右折レーンを直進しているため『走行区分違反』。また時速40km制限のところ時速67km程度の速度で走っているため『速度違反』。信号では、黄信号で一瞬ブレーキをかけていますが、明確に赤信号で通過しているため『赤信号無視』をしています」と解説する。
映像の中では、わずか10秒間で4つの違反の可能性があると指摘している。
また中島所長は、今回の危険運転の車について、「自分の欲の通りというか、完全に傍若無人だが、そもそもルールがあることを知らないようなレベルで無視しているというのが危険だと思う」と話している。
(「イット!」 12月3日放送より)
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