能登半島地震で被災した輪島塗の職人たちを支援しようと、石川県で技術を学んだ県内の工芸家が被災地の今を語るトークイベントを開きました。

浦添市美術館では石川県輪島市で受け継がれる輪島塗を通して、被災地への支援を募る「漆器の里石川県輪島市と沖縄の絆」展が開かれています。

4月29日は名護市で漆器を製作する渡慶次愛さんと弘幸さんのトークイベントが開かれ、7年間、輪島市の職人のもとで技術を磨いた経験を振り返りました。また、元日の地震で多くの工房が被災したことや、職人たちが互いに協力して復興に向けて歩み始めていることを紹介しました。

▽木漆工とけし 渡慶次愛さん:
「輪島は大変な状況だが、そんな中でも諦めないで、次に繋げようと動いている方がいっぱいいる。私たちも遠くからではあるが、そういう方を応援して少しでも力になれればと思っている。」

二人は沖縄の人に輪島を身近に感じてもらえるような支援活動を続けていきたいと語りました。

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